JAXURYで選出している宿・ホテルは、 ただ高級だったり美味しい食事がある、 ということではありません。その地と関わる「ものがたり」 があり、 そこに宿泊することでしか得られない唯一無二の「何か」 があり、私たちが「本来の自分」「ありのままの自分」 を取り戻せる、特別な体験となることが基準です。今回は、「幸運・僥倖」部門賞を受賞した「ENOWA YUFUIN」を紹介します。
ファームの恵みが凝縮された一皿で僥倖を味わう
「幸運・僥倖」部門賞 受賞!
ENOWA YUFUIN
大分県由布市にある“FARM DRIVEN”をコンセプトにしたオーベルジュENOWA YUFUIN。ここで提供されるのは、自家農園「ENOWA FARM」の最高の食材で創る生命力あふれる一皿。
ニューヨークで経験を積んだエグゼクティブシェフTashi氏は毎朝、畑に足を運びその日ピークを迎えるベストな状態の野菜を収穫してからメニューを考える。
ファームからインスピレーションを得て、素材と向き合いながら料理を作る。この「FARM TO TABLE」な食のあり方こそが最も豊かな体験。温泉と食を通じて、体の内側から満たされる幸福を体験してみて。
DATA
大分県由布市湯布院町川上丸尾544
電話0977-28-8310
https://enowa-yufuin.jp/
“ほんもの”とは?
今までにない「新しい市場」の創出にあたって意識したことは?
単なるラグジュアリーオーベルジュではなく、地域と共創する場を目指しました。コアコンセプト「FarmDriven」を軸に、地域協業や社会貢献を通じ、新たなツーリズムの価値創造に挑んでいます。
「ここにしかないもの」の条件とは?
湯布院にて、この土地の風土が育む野菜と、人の創造性が重なること。ENOWAの畑と、シェフ・タシの独創的な料理が、その価値を形にしています。
ブランドならではの本来感――Sense of Authenticity――とは?
私たちの考える本来感とは、土地と人と自然に根ざした価値を誠実に表現することです。「FarmDriven」という揺るがない軸のもと、真のツーリズムを追求し、日本のラグジュアリーを世界基準へと高めていきたい。
海外のファンの方の「日本文化、日本のものづくり・サービス」についてのお声を聞かせていただけますでしょうか。
海外の方々は「物」よりも「体験」に価値を見出していると感じます。特に大切な家族と過ごす時間や特別な体験への投資を重視しており、日本の文化や丁寧なものづくり、サービスはその価値を深く支えていると感じます。(ENOWA YUFUIN 総支配人 文平哲也氏)
●情報は、『FRaU JAXURY MOOK その輝き、「ほんもの」。幸福のラグジュアリー』発売時点のものです(2026年3月)。
Text:Nirai Ikeshiro