あなたは読めますか?
突然ですが、「杜撰」という漢字読めますか?
仕事のミスや管理体制を批判する際によく使われる言葉ですが、一文字目が「杜(もり)」、二文字目が「撰(えらぶ)」という意外な組み合わせで、読み方に迷ってしまう方も多いはずです。
気になる正解は……
「ずさん」でした!
杜撰とは、物事のやり方がいい加減で、誤りや手落ちが多いことを意味します。中国の「杜黙(ともく)」という詩人が作った詩に、作法に合わないいい加減なものが多かったというエピソード(杜黙が撰した=杜撰)が由来となっています。
例文としては、厳しい指摘の場面で「あまりにも杜撰な管理体制が、今回の大きな事故を招いた」と言ったり、内容の不備を指して「データが杜撰で、これでは正確な分析はできない」といった形で使われます。
現在では「不真面目」や「いい加減」という意味で定着していますが、もともとは詩の形式についての言葉だったのですね。この機会に、読み方と由来をセットで覚えておきましょう。