あなたは読めますか?
突然ですが、「普請」という漢字読めますか?
現代ではあまり聞かれない言葉ですが、建築や土木の分野、あるいは古い小説などでは見かけることがあります。読み方を正確に答えられる方は少ないかもしれません。
気になる正解は……
「ふしん」でした!
「普請」という言葉は、もともとは「広く人々に頼んで土木建築の仕事を行わせる」という意味があり、特に近世では「家屋の建築や修理」を指すようになりました。また、寺院などで行われる、労力を寄付して作業する共同作業を指すこともあります。
例えば、「新しい家屋の普請に取りかかる」「道路の普請が無事完了した」のように使うことができます。
現代の建築現場では「工事」や「建設」という言葉が一般的に使われますが、「普請中」といった看板や、古い表現として「普請道楽」などの言葉に残っています。
この機会に、読み方と意味をしっかり覚えておきましょう。