9月下旬、長らく低迷していた中国株が急騰した。中国人民銀行が、8000億元を注入する株価支援など大型の景気刺激策を発表したからだ。しかし、これを冷ややかに見る市場関係者は少なくない。その背景には、中国政府の期待はずれな経済政策がある。中国経済に精通した真壁昭夫氏が解説する。