気になるのは「白のワンピース」だけじゃない
この春から夏にかけて、沖縄や広島、モンゴルなどを訪問し、多忙な日々を送っている天皇ご一家。そんなご一家が、静岡県下田市の須崎御用邸を訪れ、この夏二度目の静養に入ったのは、8月1日のことです。
この日、伊豆急下田駅に到着した天皇皇后両陛下、愛子さまは、
「先日の津波は大丈夫でしたか」
「久しぶりに海に行くのを楽しみにしています」
などと、駅に集まった100人ほどの地元の人たちに声をかけつつ、交流を楽しみました。
ところで、ご一家のお出ましのさいにしばしば話題になるのが愛子さまのファッションです。この日愛子さまは、青い小花の柄がちりばめられた白いワンピースを身につけていましたが、SNS上では、
「白のワンピースが夏らしい」
「ワンピースが涼しげに揺れていて可愛らしい〜!」
といった服装に注目した投稿が目立ちました。
……と同時に、ワンピースほどではないものの、一部で熱心に着目されているのが、この日の愛子さまの「足元」でした。
駅にあらわれた愛子さまの足元を飾っていたのは、こちらも涼しげなアイボリー系の色合いのパンプス。
いったいどこのブランドのものなのか。ファッション誌関係者はこう解説します。
「これは、『ヨシトデオランジェ』というブランドのパンプスと見られます。愛子さまが履いておられるのは、2024年春夏のモデルと見受けられますね。
素材は本革で、『夏はサンダルの代わりとしても使える』というところが売りの製品みたいです。
ヨシトデオランジェというブランドは、『ニューロンドン』という1952年に創業した歴史ある企業が展開するブランドです。同社は、聖心女子学院など学校や百貨店などの制靴の製造から事業をはじめたとされています」
聖心女子学院といえば、愛子さまの祖母にあたる上皇后美智子さまの母校です(美智子さまは中等科、高等科、聖心女子大学を卒業)。
「皇室のファッションというのは、伝統や品格といったキーワードが重要となってくると考えられますが、ニューロンドンは上述のような歴史をもっており、伝統と由緒のある製品をつくっていると言えます。同社のショップは、新宿伊勢丹や銀座三越にも入っています」(同前)
愛子さまはこのパンプスを気に入っているのでしょうか、天皇ご一家が7月半ばに那須御用邸(栃木県那須郡)で静養したときにも同じものを履いていました。
以下の写真の足元がそれです(外部配信先で記事をお読みの方は、現代ビジネスのサイトで写真をご覧ください)。
気になるお値段は…
では、気になる値段はどれくらいなのでしょうか。
前出のファッション誌関係者がつづけます。
「いま通販サイトでは、もともとの定価が3万1900円だったところ、2万4200円に値下げされています。
もちろん安くはないですが、がんばれば買えないこともない……という人も多い値段でしょう。
しかも、カラーバリエーションも黒とライトグリーンが展開されており、好みの色を選ぶことができます。
愛子さまが身につけていたということで、もしかするとこれから人気が高まっていくかもしれません」
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