初心者でも覚えやすい簡単フレーズながら確実に伝わる英会話を提案している、人気オンライン英会話スクール講師・mamiさんによるFRaU web連載「 シンプルなのに伝わる英会話レッスン 」(毎週金曜更新)。
今回は、病気や怪我から回復し、元気な状態に戻ったことを伝えるフレーズについて。英語の場合、「すっかり良くなりました」と言うにも微妙なニュアンスの違いがあり、使う単語や表現が異なるのでいくつか紹介します。
★mami流・英語を話すときの心得★
「間違えないように言わなきゃ」と気負う必要は全くありません。一番大事なのは「相手に伝えること」。カタコト英語でも問題ナシ! 「英語がしゃべれないから……」と、困っている外国人を見て見ぬふりせず、積極的に話してみましょう。
「すっかり良くなりました」の英語表現
体調が回復したことを伝える英語表現は、どのようなものがあるでしょうか。ニュアンスによって異なる表現があるので、中でもよく使われるものを例文とともに解説していきます。
【1】I’m completely better now. 「すっかり良くなりました」
【解説】「completely(完全に)」を使った言い方です。症状がすっかり消えて良くなったときに使えます。相手に体調を聞かれたときなどには「Thanks for asking.(聞いてくれてありがとう)」などのフレーズを付け足すと良いでしょう。
【2】I’m all better now. 「すっかり良くなりました」
【解説】ややカジュアルな表現で、家族や友人との会話にぴったりです。「good」の比較級「better」を使った言い方で、「all」が入ることで「完治した」という意味になります。ネイティブも日常会話でよく使うので覚えておきましょう。
【3】I feel good now. 「今はもう大丈夫」
【解説】「feel good」は「体調が良い」という意味の英語です。このように体調が回復したことを伝えることもできます。「I had a cold last week, but I feel good now.(先週は風邪をひいていたけど、今は元気です)」のように、以前の体調と比べて言うことができます。
今週はここまで。mamiさん監修「シンプルなのに伝わる英会話レッスン」は毎週金曜日に更新!