「歴史漫画なのに、テンポが早くて読みやすい」「高校時代にこの漫画を読みたかった…!」とXでも話題! マガジンポケットで連載中の歴史コメディ『ハプスブルク家の華麗なる受難』。
今回は、本作の内容から、ハプスブルク家やヨーロッパ史の知識を問う「世界史クイズ」を出題!
あなたは解けますか?
Q.中世の神聖ローマ帝国において、「選帝侯」と呼ばれるドイツ諸侯たちの選挙により選ばれた君主が名乗った称号を何という?
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正解は…
気になる答えはこちら!
正解は「ローマ王(ドイツ王)」でした。答えられましたか?
「皇帝」という答えでは不正解です。中世神聖ローマ帝国において、選帝侯と呼ばれる有力諸侯に選挙で選ばれた君主は、まず「ローマ王(ドイツ王)」に即位し、その後、ローマに赴いて教皇の戴冠を受け、正式に皇帝に即位するという習わしとなっていました。
たとえば、ハプスブルク家の当主として初めて選出されたルドルフ1世は、教皇から戴冠を受けることができなかったために、終生「ローマ王」の座にとどまり、「皇帝」に即位することはできませんでした。
ただし、近代以降は「教皇の戴冠」を経ずとも「皇帝」に即位する形式が定着し、「ローマ王」の称号は「皇太子」という意味で使用されるようになっていきます。
さらに詳しく知りたい方は、ぜひ漫画『ハプスブルク家の華麗なる受難』もご覧ください。本作では、軽快なコメディで、大人なら知っておきたい歴史の教養を学べます。
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