雅子さまの「将来の夢」
天皇ご一家の愛犬「由莉」が、息を引き取ったことが明らかになった。
「6月23日、御所でご一家に見守られながら息を引き取ったということです。
由莉は2009年生まれ。動物病院で保護されていたところをご一家が引き取ったという経緯があります」(皇室ジャーナリスト)
愛犬との別れに、ひときわ心を痛めていると考えられるのが、皇后・雅子さまと愛子さまだ。
「お二人は動物好きとして知られています。
とくに雅子さまの小学校の頃の夢は『獣医』。作文に『じゅう医さんになりたい』と書いているほどの動物好きです。幼少期からカメレオンやネコを飼っていたそうですね。
小学校6年生のときには『生物クラブ』に入って、ハムスターやウサギの世話にも力を入れていたことで知られています。ヘビに日向ぼっこをさせようとして水槽から出した結果、ヘビを逃してしまったエピソードも有名です」(同)
雅子さまは友人や知人など気の置けない人たちと会話をするときにも、動物の話題をしばしば持ち出したという。
「雅子さまは外務省時代、『ショコラ』という名前の犬をかわいがっておられました。同僚の女性職員が髪を切ったときには『ショコラに似ている』と声をかけて笑いをとっていたそうです」(同)
その「動物好き」な性格を、しっかりと受け継いでいると思われるのが、愛子さまだ。
前出の皇室ジャーナリストがつづける。
「愛子さまも動物がお好き。卒業文集でも動物と人間の絆について書いています」
卒業文集の内容は以下のようなもの。
《私の家では、犬を一頭と猫を二頭飼っています(※ママ)。みんな保護された動物です。前に飼っていた二頭の犬も保護された犬でしたが、どのペットも可愛がって育てたらとても大切な家族の一員になりました。動物がいることで癒されたり、楽しい会話が生まれたりして、人と動物との絆は素晴らしいものだと実感しています》
さらに、近年もこんなエピソードが残っている。
「2024年9月、日本臨床獣医学フォーラムの学術大会に、天皇ご一家はプライベートで出席されたといいます」(同)
この大会でのご一家の様子がきわめて印象的だったという。
「講演会では高齢者施設や小児病棟などを訪問してボランティア活動にはげむセラピー犬が紹介され、ご一家は楽しげに拍手を送られていたそうです」(同)
お二人の動物愛と、由莉との15年の長きにわたっての思い出。ご一家の現在の心痛は計り知れないものがある。
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