前編『齋藤知事の「公職選挙法違反」疑惑に筆者が感じた「違和感」…そもそもの「落とし穴」』では、選挙や政治資金に関するルールについて、いくつかの例を挙げながら疑問や矛盾を指摘し、思考停止に陥ることなく時代に合った内容であるかを常に検証していくべきであるということを提言した。しかしながら、どんなに疑問があろうとも、ルールはルールである。結局違反してしまうと、「うっかり」「知らなかった」では済まされず、そもそもルールを熟知しない奴が政治家になろうとする(政治家であり続ける)こと自体が論外だと批判されてしまう。