宮内庁が踏み込んだワケ
9月6日、皇居で秋篠宮家の長男・悠仁さまの成年式が行われているが、主役と同じくらい注目を集めているのが姉の小室眞子さんだ。今年の春には第一子が生まれており、お披露目も兼ねて弟の晴れ舞台に帰国するのではないかと目されていた。
秋篠宮ご夫妻も招待状を送ったものの、宮内庁は8月28日、「小室夫妻は遠方に住んでいることや小さな子どもがいることを理由に、出席を辞退した」と明かしている。
「ところが宮内庁が発表したのは、欠席の理由だけではありませんでした。記者から質問されていないにもかかわらず、わざわざ『またいずれかの機会にご家族でゆっくり過ごす時間を持てたらと思われている。遠くに住んでいる小室圭さんご一家の幸せを願っている』と、秋篠宮ご一家の心情まで明かしたのです。
宮内庁の一存で、ここまでおおっぴらに話せるわけがない。秋篠宮ご夫妻、とりわけ紀子さまが踏み込んだ説明を望まれたのでしょう」(宮内庁担当記者)
駆け落ち同然で結婚した眞子さんの子どもにはいまだ会えず、次女の佳子さまは赤坂御用地内の「分室」で家族と離れて一人暮らしをしている。おまけに大学受験を機に、悠仁さまも紀子さまから距離を置き始めたことで、秋篠宮は「仲が悪い」と言われてきた。
「おそらく紀子さまとしては、悠仁さまの晴れ舞台を前に悪い評判を払拭したかったからではないでしょうか。宮内庁があえて踏み込んで説明したのも、『家族仲は決して悪くない』とアピールする意図があったと思われます」(皇室ジャーナリスト)
連絡があったのはわずか5日前
その証拠に今年の夏は、ご家族連れ立ってのお出かけが相次いだ。7月11には、恵比寿で開かれていた写真展「被爆80年企画展 ヒロシマ1945」を4人そろって鑑賞された。
また8月10日~11日には、紀子さまと佳子さまは広島をご訪問。原爆慰霊碑に花を手向け、広島原爆養護ホーム「舟入むつみ園」では入所者と交流し、「原爆の子の像」のモデルになった佐々木禎子さんをモデルにしたミュージカルをご覧になった。
「ところが施設やミュージカル出演者にお二人がいらっしゃると伝えられたのは、訪問のわずか4~5日前でした。喜ばしいことではあるものの、私も含めたスタッフにとっては本当に青天の霹靂でしたね」(ミュージカルの関係者)
なりふりかまわぬアピールを重ねたうえで、6日の成年式という晴れ舞台を経て、待ち受ける総仕上げは眞子さんとの和解、そして初孫との対面ではないか。
「毎年9月11日のお誕生日に際して発表される文書の中で、これまで紀子さまは必ずモッコウバラを持ち出してきました。モッコウバラはかつて眞子さんのお印だった植物。つまり事実上の断絶状態である眞子さんに対して、『気にかけている』と伝え続けていたわけです。
ましてやこのような状況の今年、紀子さまが眞子さんのことを取り上げないはずがない。さらに一歩踏み込んで、関係改善へ向けて秋波を送るかもしれません」(前出の皇室ジャーナリスト)
初孫との念願のご対面が実現するのは、いつの日になるのだろうか。
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