現代版『マネーの虎』として知られる人気YouTubeチャンネル、『令和の虎CHANNEL』。同番組の仕掛け人であり、出演者でもある竹内亢一氏は、「ある言葉を口にする志願者には、絶対に出資しないと決めている」と語る。初の著書『知名度の上げ方 1年で10,000人のファンをつくる法則』も話題の竹内亢一氏に、その「ある言葉」とは何かを教えてもらった。
絶対に知名度を上げられないパターンとは
突然ですが、絶対に知名度を上げられないパターンがあります。どのようなケースか想像つきますか?
それは、上司から言われて、「仕方なく知名度を上げようとしているとき」です。必ずどこかでフェードアウトします。
モチベーションをキープし続けるには、「人任せにしない」ことが大切。
裏を返せば、「自分事として考える」ということです。夢中になれることをコンテンツのテーマに選ぶべきです。
知名度を上げる──、そう口では簡単に説明できますが、実際に上げていくプロセスは簡単ではありません。
明日明後日に実現できるものではないし、うまくいかないときもある。もうやめてしまおうかと思うときもあります。
自分が好きで夢中になれるテーマだからこそ、自分事として考えることができるんです。
「儲かる」よりも「好き」に人が集まる
僕が『令和の虎CHANNEL』に虎として出演する際、ある言葉を口にする志願者に対しては、絶対に出資しないと決めています。
どんな言葉だと思いますか?
正解は、「儲かるんです」と口にする人です。
志願者が情熱をもって、いまから新しい挑戦をするとき、「好き」よりも「お金」に比重が置かれていると、出資をする気がなくなります。
好きだから挑戦できるし、好きだからくじけても立ち直れる。
成功するまで続けられる。
たしかに、自分が仕掛けるとき、ビジネス的な観点は必要です。
しかし、それに勝る「好き」がなければ、知名度を獲得することはできません。ファンに見透かされてしまうからです。
自分が好きで夢中になれるテーマを選ぶ
僕自身、いまの仕事は「好き」から始めたことです。ですから、志願者が本当に好きで、新しい挑戦をしようとしているのか、そうではないのかが分かります。
口ではきれいごとを言っていても、「好き」という感情はあふれ出てくるものですから、その人から漏れ伝わるものだと思います。
誰かのファンになるとして、その人が楽しそうにしているか、そうではないかは、僕らにも伝わってくるものです。
「有名になりたい」「知名度を上げたい」、そのためには、そのプロセスを「好き」にできるかどうかが、とても大きなポイントです。
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